About Us

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このひと時に感謝を込めて~ごあいさつ~

東広島市福富町のカフェレストランŚaŚa gardenシャシャガーデンのオフィシャルサイトをご訪問くださり、誠にありがとうございます。当店は2020年6月にオープンしました。
 子供のころ、知人宅でいただいたグラタンの味に感動したことがあります。引っ込み思案なおとなしい子供でしたが、どうしてももう一度食べたくて勝手に再度お邪魔し、あとで母にひどく叱られました。料理が得意だった母はいろいろな料理を食べさせてくれましたが、やはり西洋料理は今も昔も私にとって特別な存在です。
 そんな「特別」をご提供したくて長年飲食業界で働いてきましたが、責任者として働く時間が増えるにつれて、現場に立つ時間が減っていました。「よりお客様と近い位置で働きたい」と思っていたところ、たまたまこの素晴らしい自然と庭に囲まれた店舗と出会い、開業を決意しました。
 私とこのお店との出会いのように、誰かの願いと願いが結びつく瞬間は当たり前のものではありません。私たちがともに過ごす瞬間は、小さな奇跡の積み重ねです。そんな奇跡の連続から生まれる豊かな時間を、皆様と共有できれば幸いです。

オーナー 中西 正之

<月うさぎの庭で大切なひと時を>​

ロゴ_シャシャ_三日月薄

東広島市福富町のカフェレストランŚaŚa gardenシャシャガーデンの店名は、サンスクリット語でうさぎを表す「シャシャ」という言葉からつけました。インドでは日本と同じく、月とうさぎは切り離せない存在とされています。

■うさぎは慈悲の心の象徴

インドの仏教説話「ジャータカ」には、帝釈天がバラモン(僧侶)の姿になってカワウソやジャッカル、サル、うさぎにそれぞれ施しを求めるシーンが出てきます。動物たちは自分たちが差し出せる限りのものを差し出すのですが、うさぎだけは何も差し出すものがありません。うさぎは自分を食べてもらおうと考え、自ら火に飛び込んでいくのです。

このシーンは手塚治虫のマンガ「ブッダ」にも登場しています。ブッダはこのうさぎが持つような、人に寄り添う人の心を「慈悲」と呼びました。

この行為を称えた帝釈天は月面に山の汁でうさぎを描き、うさぎは天へと還っていきます。インドではバラモン教の経典「ブラーフマナ」の中にも月にうさぎがいるという記述がみられます。

ジャータカに含まれる説話には紀元前3世紀ごろに成立したと考えられているものも多く、うさぎと月はかなり古い段階で結びついていたと考えて間違いありません。中国や日本など、インド以外のアジア各地にも月とうさぎを結び付けた伝承が数多く残っています。

■この庭で過ごす瞬間を楽しんで

サンスクリット語ではうさぎのことを「シャシャ」といい、「支配する」という言葉を「シャース」と言います。月は万物を支配する存在と考えられており、その月とうさぎを表す言葉が似ていたことが、それらを結び付けたのではないかとも考えられています。サンスクリット語では月のことを「シャシン(うさぎを持つもの)」と呼ぶこともあるそうです。

月うさぎは食べ物がこの世を巡廻していく様子や、豊穣の象徴でもあります。すべての食べ物に感謝し、この庭で過ごす瞬間を大切に楽しんでほしい。「シャシャガーデン」という店名には、私たちのそんな願いが込められています。

Our Chefs

シェフ中西
オーナーシェフ 中西正之

Concept

ロゴ_シャシャ_満月

◆ŚaŚa gardenシャシャガーデンのビジョン

このひと時に感謝し、大切に過ごせば、豊かな瞬間が繋がっていく

 

日常を離れて楽しいひと時を過ごした日の晩。なんだか家族にいつもより優しくできた。そんな経験はありませんか?

 

私たちが今日、このお店でともに過ごす時間は当たり前のものではありません。お互いが今日、生きている奇跡。当店をご利用いただいた奇跡。同じ瞬間、同じ場所に集った奇跡。そんな奇跡の連続とその日の食材に感謝し、豊かな時間を楽しむことで、その瞬間は次の奇跡と幸せに繋がっていくと考えます。

 

◆ŚaŚa gardenシャシャガーデンのコンセプト

自然に囲まれたお庭を望むレストランで、自家製ハーブと地元で採れた旬の食材を中心にした、季節を感じる欧風料理をご提供。

木々を揺らす風の音、彩り豊かな食材、新鮮な食感、食欲を刺激する香り、そして深い味わい。全身を心地よく包み込む、五感がうれしいレストラン。